Anne Holland’s Which Test Won ~ より
とあるオークションハウスのホームページで行われたA/Bテストの結果です。
http://whichtestwon.com/archives/1867
画像にかかれている「FOLD」までが、一般的に画面内に表示される範囲です。
画像が大きいにこしたことはありませんが、ファーストビューからはみだしても大きいほうがよいのか?ということがテストされました。
結果は、
- Aに比べてBのほうが、入札画面へ進んだ訪問者数が63%以上多かった
- Aに比べてBのほうが、実際に入札した訪問者が329%多かった
という圧倒的なものでした。
通販サイトなど、物品を販売するところでは写真のクオリティや大きさとCVRとの相関について言及されることが少なくありませんね。
しかしながら、
- オークションハウスという、対象物の細部のコンディションなどが非常に大切なビジネスであった
- ファーストビューに入りきっていないというだけで、スクロールすればビューの範囲内に画像は収まる。ビューの範囲内に収まらないほど大きな画像では、話は別である可能性もある
という点から、何にでもあてはまるということではないでしょう。
とはいえ、訪問者に伝える情報の項目数・量・切り口を考えるうえで、大切なことを教えてくれるテストではあります。